ドロヘドロの恵比寿がかわいい!死亡はする?驚きの最終展開を解説

『ドロヘドロ』に登場する恵比寿(エビス)は、髑髏マスクにパンクファッションという見た目とは裏腹に、かわいいと評判のキャラクターです。
一見するとギャグ要員のようですが、実はカイマンをトカゲ人間に変えた魔法や、物語の根幹に関わる重要な秘密を持つキーパーソンでもあります。
この記事では、恵比寿(エビス)のプロフィール、注目される“エビスがかわいい!”といわれる理由、さらには“エビスの魔法”や“煙ファミリーでの立ち位置”、藤田とのエモい関係性。
作中でも話題となった“平和シャークスのコスプレ!”、本当は“お金持ち!お嬢さま”だったという過去まで徹底的に解説。
そして、気になる“最後…死亡する?”の真相にも触れていきます。エビスというキャラクターの魅力と、彼女が『ドロヘドロ』という物語の中で果たした役割を深掘りしていきましょう。
ドロヘドロの恵比寿(エビス)がかわいい!最後は死亡する?
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— Sui (@Wanderlust5125) May 27, 2024
『ドロヘドロ』の中でも、ひときわ異彩を放つ存在が恵比寿(エビス)です。
見た目のインパクトと謎の言動からは想像できないほど、かわいい要素が満載のキャラクターとしてファンの間で人気を集めています。
そんな彼女には、実は“死亡したのでは?”という衝撃的な展開もありました。ここでは、エビスの魅力と“最後…死亡する?”という疑惑の真相を詳しく解説していきます。
ドロヘドロの恵比寿(エビス)とは?

「ドロヘドロ」といえば、魔法使いと人間の抗争、グロテスクな描写、不可思議な世界観などが絶妙に混じり合った唯一無二のダークファンタジー。その中で、なぜか異彩を放つキャラクターがいます。それが恵比寿(エビス)です。
見た目は髑髏マスクを被った謎の少女。初登場時から「この子、何者!?」と思わせるインパクトで、物語の中でも異常な存在感を放っています。
しかも、ただの変わり者というだけでは終わらないのが彼女のすごいところなんです。最初はほとんどセリフもなく、何を考えてるのか分からないキャラでしたが、物語が進むごとにどんどんエビスの謎が明かされていきます。
実は、カイマンの“トカゲ頭”に関係していたり、重要な魔法の持ち主であったりと、ただのギャグキャラでは片づけられないポジションにいるんです。
そして何より、読者の間で話題になるのが「かわいいのに悲惨」「意味不明だけど目が離せない」という独特のキャラ性。ゆるいけど凄まじい。それが恵比寿なんですね。
恵比寿(エビス)のプロフィール

ではここで、エビスというキャラクターをより深く知ってもらうために、基本的なプロフィールをおさらいしておきましょう。
恵比寿は13歳の女の子で、身長142cm、体重は33kgとかなり小柄。
足のサイズは20cmで、まるで子どもサイズですが、れっきとした魔法使いです。
特徴的なのは、いつも被っているガイコツのマスク。
そして服装は黒を基調としたパンク系のファッションで、肩から鎌のような飾りをぶら下げています。これだけ聞くとかなり強そうですが、実際には非戦闘系で、魔法の使い方もそこまで上手ではありません。
恵比寿は物語の冒頭でカイマンに顔を噛まれたことで記憶を失い、その後もゾンビ化したり、再生したりと、激動の人生(というかストーリー)を送ることになります。
その過程で感情のコントロールができなくなったり、笑いが止まらなくなる“笑い上戸”になってしまったりと、どんどんキャラが崩壊していくんです。でも、それすらも愛される理由になっているのが、エビスの面白いところですね。
ちなみに、本来は裕福なお嬢様育ちという一面もあり、失われた記憶の中には「冷静で寡黙な魔法使いだった過去」も存在していました。
今の自由奔放でおバカなキャラからは想像しづらいですが、そのギャップもまた彼女の魅力だと思います。
エビスがかわいい!

恵比寿(エビス)のことを調べると、かなりの確率で「かわいい」という意見が出てきます。でも、それってどういう意味での“かわいい”なんでしょうか? 見た目だけじゃない、性格も含めて「愛嬌がある」「放っておけない」と感じる人が多いんだと思います。
まずビジュアル的には、髑髏マスクを外すと紫色の髪にボーイッシュな顔立ちの美少女で、思わず「ギャップ!」と叫びたくなるほど。
しかも、ちょっとだけコンプレックスがあるらしく、胸にパッドを詰めたりFカップのブラを試してみたりと、女子としての努力(?)をしている姿がいじらしいんですよね。
性格に関しても、自由気ままで大胆な行動が多い一方で、たまに見せる乙女っぽい一面が本当にかわいい。たとえば、藤田にこっそり想いを寄せていたり、パートナー募集にこっそり応募してみたりと、照れ隠しのような行動が微笑ましいんです。
ただし、かわいいだけじゃなくて「ぶっ飛んでる」「おかしな子」と言われることも少なくありません。でもその突き抜けたキャラが、他の誰にも真似できない唯一無二の存在として、多くの読者に愛されているんだと思えます。
エビスの平和シャークスのコスプレが人気!

エビスの名シーンといえば、あの“平和シャークス”の着ぐるみ姿を外すわけにはいきません!このシーンを見て「何あれ…可愛すぎる…!」と心を奪われた人、けっこう多いんじゃないでしょうか。
平和シャークスというのは作中に出てくる着ぐるみキャラなんですが、エビスがそれを着たままハイテンションで暴れまわる姿は、完全にギャグ回の象徴ともいえるインパクト。
元々記憶や性格がグチャグチャになっていたこともあり、そのときのエビスはもうテンションがおかしいくらい高く、行動もセリフもめちゃくちゃ。なのに、なんだか目が離せないんですよね。

このシーンは作中でもかなり人気で、SNSやイラスト投稿サイトなどでは“シャークスエビス”として一種のアイコン的な扱いに。
コスプレイヤーの中にもこの姿を真似する人が出るほどで、ある意味“ドロヘドロ界のゆるキャラ”みたいなポジションを確立しています。
もちろん、この格好で戦うわけでも、特別な能力があるわけでもありません。ただ純粋に「エビスがシャークスを着た」だけ。でも、それだけで読者に笑いと癒しと“謎の萌え”を与えられるのが、エビスの底知れぬ魅力なのかもしれませんね。
カイマンをトカゲ人間にしたのは恵比寿?

実はここ、ドロヘドロの中でも特にややこしい設定のひとつなんですが、「カイマンをトカゲ頭にしたのは誰?」という話題になると、必ず名前があがるのが恵比寿(エビス)なんです。
でも「直接的にやったのか?」というと、ちょっと違うんですよね。
というのも、エビスの魔法は“爬虫類変身魔法”で、トカゲみたいな姿に変えることができるタイプ。で、物語のある場面で、彼女のケムリ(魔法の煙)が入った瓶を偶然持っていた男が、その瓶を割ってしまうんです。
それがキッカケで、いくつかの魔法が同時に混ざってしまい、結果的にカイマンがトカゲ頭の姿になった…という超複雑な展開。
つまり、恵比寿の魔法が「トカゲ化」に関係しているのは間違いないけれど、彼女が「自分の意思で」カイマンに魔法をかけたわけじゃないんです。そこがポイント。
おまけにカイマンは魔法のかからない体質だったり、記憶喪失だったりと、ただでさえ謎だらけな存在。そこにエビスのケムリが偶然加わったことで、ますますややこしくなった感じですね。でもこの辺の“偶然の連鎖”が、ドロヘドロの魅力でもあるんだと思います。
ドロヘドロの恵比寿がかわいい!死亡フラグと藤田との関係性がエモい
壁紙ドロヘドロにした。恵比寿超かわいい pic.twitter.com/5GALUzA5uU
— UMEPA (@umepa4025) September 27, 2021
恵比寿がかわいいと言われる理由は、見た目のギャップだけでなく、藤田との絶妙な関係性にもあります。どこか抜けているようで憎めない彼女と、不器用ながらも優しい藤田のコンビは、物語後半になるにつれて“エモい”と話題に。
加えて、何度も死亡フラグが立つ展開にはハラハラさせられます。ここでは、そんな恵比寿の危うさと愛おしさをあわせて紹介していきます。
物語のカギを握るエビスの魔法

先ほど軽く触れたように、エビスの魔法は“爬虫類変身魔法”。これはその名の通り、自分や他人をトカゲのような姿に変えることができる能力です。だけど、他のキャラのようにスパッと使えるわけじゃなくて、ちょっと複雑な事情があるんですよね。
エビスは幼いころから「黒い粉」と呼ばれる魔法ブースター的なアイテムを使っていました。これを使うことで一時的に魔法の力を上げられるんですが、その副作用もあって、魔法の性質が“本人しか制御できない”ものへと変化してしまったんです。
これがかなり厄介。
例えば、能井(ノイ)がエビスの魔法にかかってしまったことがあるんですが、変身はできても制御できずに暴走状態に。
つまり、エビスの魔法は「扱いづらい」「危険性がある」「でも強い」っていうクセモノなポジション。
しかも、カイマンの“トカゲ顔化”に間接的に関わっていたことから、物語の超重要なカギを握っているキャラにもなっています。本人は全然そんなつもりなさそうなところが、また面白い。
一見、おバカで騒がしいマスコットキャラっぽいのに、実はシナリオの中枢にがっつり絡んでくるって、ズルいですよね。さすが恵比寿、侮れません!
エビスの煙ファミリーでの立ち位置は?

「煙ファミリー」といえば、ボスの煙を筆頭にクセ強メンバーが勢ぞろいした魔法使いたちの組織。そこに“準メンバー”として居候しているのがエビスです。
正式なファミリーの一員ではないんですが、物語を読み進めていくと、もう完全に身内扱いされているのが分かります。
最初は藤田に助けられて命拾いしたところからスタートしますが、その後も能井や心(シン)をはじめとしたメンバーたちに何かと世話を焼かれ、最終的にはキクラゲとも仲良しに。

特に藤田とのペア感は作中でも群を抜いていて、どこへ行くにもセット行動。バカやらかしてはフォローされるの繰り返しです。
とはいえ、恵比寿がただの“お荷物キャラ”かというとそうでもありません。魔法に関する秘密や、記憶にまつわる重要な情報を持っていたりして、話の展開に必要な場面ではきっちり活躍しています。
それに、メンバーの中では珍しく戦闘要員ではないけれど、ムードメーカー的な役割を担ってるんですよね。
とにかく自由奔放で、時に場をかき乱し、時に癒しを与える。その存在感は、もう“ファミリーの一部”といっても間違いないと思いますよ。
エビスと藤田の関係性がエモい

ドロヘドロの中でも、とにかくじわじわと尊さが滲み出てくるのが、エビスと藤田のコンビです。
この二人、最初は「藤田がエビスのお世話係」くらいの関係だったんですが、気づけばファンの間では「この二人、良すぎでは…?」という空気ができあがってるんですよね。
藤田はもともと、亡き相棒・松村のことをずっと引きずっているタイプ。でもエビスと一緒にいる時間が長くなるにつれて、少しずつその重たい過去から抜け出していくような描写が見られるようになります。
そしてエビスも、最初はフリーダムすぎる存在でしたが、藤田の言葉に耳を傾けたり、彼の無茶に付き合ったりと、少しずつ距離を縮めていくんです。
なにより感動的だったのが、最終章でのブルーナイトの場面。ペアを組むパートナーを決めるこのイベントで、エビスは藤田の募集にこっそり申し込んでいたことが判明します。
そして藤田も、長年履き続けた“葬式用の靴”を脱ぎ捨てて、新しい靴を選ぶ…つまり、新しいパートナーと向き合う覚悟を決めたんですね。
このやりとり、地味なんですけど本当に泣けるシーンなんです。エビスのかわいさも、藤田の優しさも、じんわり伝わってくる。言ってしまえば、ドロヘドロの中では珍しい“ピュアで健気な関係性”かもしれませんね。
エビスは本当はお金持ち!「お嬢さま」

ドロヘドロを読んでいて、「エビスって、もともとどんな子だったの?」と思った方も多いのではないでしょうか。
あんなにガイコツマスクでカタコトで、時々変なテンションで笑い転げてる彼女が、実は“お嬢さま”だったなんて、最初はちょっと信じられないですよね。
でも、物語の途中で明かされる記憶の断片によると、エビスは裕福な家庭に生まれた女の子。パパとママに大切に育てられ、かなり良い家に住んでいたようです。
ただ、魔法使いの世界で何があったのか、ある日を境に姿を消し、家族と離れ離れになってしまったんですね。
その後、エビスが記憶を取り戻して実家に帰るシーンがあるんですが、そこでとんでもない展開が待っています。
なんと、自分そっくりの“偽エビス”が家にいて、「自分が本物」と名乗り出てきたんです。しかもその正体は、両親が娘の喪失を嘆き、怪しい魔法使いに頼んで作ってしまった存在。…うん、やりすぎですよね。
そして当然ですが、偽者は暴走してエビスに襲いかかります。最終的にはエビスが倒すものの、その代償として命を落とす…という衝撃的な展開に。
まあ、その後キクラゲによって無事に蘇生されるんですけど、このあたりのストーリー展開は、まさにドロヘドロらしい“ぶっ飛びっぷり”満載です。

こうして見ていくと、エビスの“お嬢さま設定”ってギャグじゃなくて、本当に重要な背景なんですよね。あの自由すぎる性格も、どこか箱入り娘の反動みたいな感じがして、妙に納得できる気がします。
恵比寿の最後…死亡する?

ここが一番気になるポイントかもしれません。「エビスって、最終的にどうなるの? 死んじゃうの?」という疑問。実際、作中で何度も“死にかける”場面があり、読者の心臓に悪い展開が続くんですよね。
まず、偽エビスとの戦いで頭を真っ二つに割られたときは、正直「ああ、これはもうダメかも…」と思った人も多かったはず。
でもそこはドロヘドロ、すぐに“復活イベント”が待ってます。藤田の必死の救助と、能井&キクラゲのダブル魔法でなんと奇跡の蘇生を果たすんです。
ただし、復活の代償として、頭の中に悪魔の髪飾りが入り込んでしまい、性格がさらにおかしくなってしまうというオマケ付き。ここで笑い上戸属性が強化されて、もう何が起きてもケラケラ笑う不思議キャラになってしまいました。

それでもエビスはその後も藤田やキクラゲと行動を共にし、ラストシーンまでしっかり登場。ホールの最終決戦も乗り越えて、最終的には生き延びてハッピーエンドにたどり着きます。
なので結論としては、「何度も死にかけたけど、エビスは最後まで生き残った」と言えると思います。死亡フラグをバキバキに折ってきた彼女、ある意味で最強キャラかもしれませんね。
ドロヘドロの恵比寿がかわいい!死亡はする?驚きの最終展開を解説・まとめ
以下、今回のまとめです。
- 髑髏マスクとパンクファッションが印象的な魔法使いである
- カイマンのトカゲ化に関わる魔法を使うが、直接の原因ではない
- 幼少期から黒い粉を使用し魔法の性質が変化している
- 魔法は本人しか制御できず暴走の危険性がある
- 煙ファミリーに準所属しておりムードメーカー的存在
- 藤田との関係性が物語後半でエモく描かれている
- 平和シャークスの着ぐるみ姿が読者に人気を集めた
- 実は裕福な家庭出身で記憶喪失により過去を忘れていた
- 偽エビスとの戦闘で死亡するがキクラゲの力で蘇生される
- 最終話まで生存し藤田とパートナーになる未来を選んだ
『ドロヘドロ』に登場する恵比寿(エビス)は、見た目も性格もインパクト抜群な人気キャラクターです。
髑髏マスクにパンクファッションという強烈なビジュアルながら、実は中身は自由奔放でちょっと天然な13歳の女の子。
魔法使いとしては未熟ながら、カイマンのトカゲ化に関わる魔法を持ち、物語の核心にも関わってきます。たびたび死亡フラグが立つものの、奇跡的に蘇生されて生き残り、最後は藤田と心を通わせながらファミリーの一員として明るく生き続けます。
ゆるさと闇が絶妙に混ざり合った恵比寿の存在は、ドロヘドロという作品の混沌さを象徴するキャラだと言えるでしょう。